黄檗東本流春季煎茶会 - お茶と美しいくらし

5月5日は黒田さんにお誘い頂き

黄檗東本流春季煎茶会へ

艸雷庵淹茶席光明棚飾り

忠霊堂紅茶席杭州棚飾り

月窓軒煎茶席東雲棚飾り

不昧軒淹茶席松蘭棚茶銚一双飾り

の4席をまわりました。

煎茶席、倉島鶴礼先生の

「90年生きて感じるのは、人は大いなるものの力によって生かされているということ。人が生きていること自体がとても不思議。自然の摂理に従って、人生を生き切ることが大切。仏性はここ（こころ）にある。」

という言葉が印象的でした。

自分で言おうとした言葉ではなく、何者かによって言わされていると思うことがある、と仰ってましたが、まさにこの言葉もそうだったのかも知れません。

そしてこの日は噂に聞いていた男性×着物＝正客の洗礼を受けることになりました。4席中、既に正客が決まっていた1席を除く3席で正客に。

自分の至らなさと人の優しさを感じる貴重な経験をさせて頂きました。

せっかくなのでお茶会の時に男性ももっと着物を着るようになれば、自分が分不相応な場所に座る機会も減ることと思います。

お茶会の後は、歩いて古道具坂田へ。

ようやく伺うことができました。

坂田さんお元気そうでよかったです。

護国寺から目白まで着物で歩くとさすがに疲れました。